完走証

レポート 井手 和子

「初マラソンは絶対ホノルルマラソンが良かよ」
と言う 師匠村田さんの勧めで
フルマラソンはおろかハーフマラソンも走ったことがなかったので、
エントリーした時点で万感の思いが込み上げてきました。

丁度1ヶ月前に30キロランをしましたが、太腿の痙攣を経験し不安に襲われました。
30キロは丁度半分と日頃から何度も言われ続けてきましたので、ますます気持ちはしぼみます。
3週間前に「富くじマラソン10キロ」を走り気合いを入れました。
その後は1キロ7分イーヴンペースで8~10キロ/日で練習し、
同時にカーボローディングも開始しました。
これは時期的には早すぎたかもしれません。

三瀬の月例会の時の講義で、最初は肝臓に蓄えたエネルギー、
次に筋肉、その後は脂肪を燃やしてエネルギーに変えると教わったので、
日頃から体脂肪20%をキープしてきましたが、
ここは増やしたがいいかなと思い早めにスタートしました。
本番5日前からはミトコンドリアを増やすコエンザイムQ10も増やして身体作りをしました。

ハワイに着いてからは一切トレーニングはせず休養に努め本番に臨みました。
5時のスタートに合わせ1時半に目覚ましをセットしましたが一睡も出来ずじまい…。
こんなものとは思っていましたが残念。
おにぎり2個とカーボローディングでお腹を満たし、
旅行社のプログラムに合わせてバスに乗り、
決起集会でインストラクターに合わせてズンバを踊り準備万端整いました。

スタートの直前に上がる花火がサイコーで、皆さん一斉にスマートフォンで録画!
そうしているうちにスタートしたみたいでした。
私は4~5時間目標のゾーンに並びスタートしましたが、歩く人や並んでおしゃべりをする人が殆どで、隙間を縫うようにして走りました。全くルール無視です。
後は腕に書いた目標タイムを確認しながら殆どイーヴンペースで走れたと思います。
30キロを過ぎて漸く半分と何度もじぶんに言い聞かせましたが、
さすがにこれから先は1キロ毎に後何キロとそればかりでいっぱいいっぱいでした。

特にフィニッシュゴールが見えて辿り着くまでは時間が止まったように長く長く感じましたが、漸くゴールイン!
ところが、そのまま一歩も歩けず車椅子のお世話になりました。
それから30分程死んでましたが、漸く息を吹き返し、体調を確認しました。
以前痛めていたふくらはぎも巻きづめも全く問題なく痙攣も無く腰痛膝痛もありませんでした。感謝感謝です!!
翌日は記録証をいただきました。記録は4:41:20でした。目標は4:50:00でしたから記録達成です!

走りの記録はここまでですが、
この2カ月間プライベートでは娘の入院や息子の骨折入院と散々で、ハラハラのしどうしでした。
それを乗り越えたのが一番のパワーを頂けたと思います。

追伸
レース中見たハワイの夜明けは素晴らしかったです。
日本と違ってエイドステーションでは飲み物のみで、日本のような食べ物は一切ありませんでしたが、
沿道の人がオレンジやキャンディや音楽でもてなしてくれました。
いい思い出です。

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